Nintendoが積極的にいわゆるトロフィー機能を実装しない理由
ゲームに実績は不要? 任天堂の考え方
http://www.kotaku.jp/2011/01/nintendo_no_achievements.html
マイクロソフトがXbox 360で実績を導入して以降、ゲーマーも そのクリエイターも、誰もが実績を受け入れるようになりました。 PCでは「Steam Achievements」、PS3では「トロフィー」、 iPhoneでは「Game Center」の実績など、実績の要素をもたせる事は 今のトレンドのようになっています。
(任天堂では)基本的に、プレイヤー自身にゲームの中を探索してもらい、 その中で「発見」する感覚を味わえるようにゲームはデザイン されています。 私にとってそれは、「〇〇したから、ポイントやスコアがもらえて うれしい」という感覚ではなく、さらに探検することを促します。 そして、この感覚のほうが私にはずっと魅力的に思えます。
『ゼルダ』に実績要素が付加された姿を想像できるでしょうか? ゲームをプレイして感じる楽しさ、驚き、それらが「実績」に 置き換わった姿、それを想像することは難しいでしょう。
「任天堂のトップクリエイターたちが実績に流されなかった理由」
と書かれていたことがすごくカッコイイと思った。
上記のようなことを言うこと自体は簡単だけれども、
それを実践してかつ大きな結果を残しているので、さすが任天堂と思う。
そもそもゲームの進行のみで、ユーザが喜び・発見などをちゃんと
体感できるものになっていれば、確かに実績機能は必要ないのかもしれない。
でもゲームのジャンルにもよるところもあるので、
完全に否定しているわけではないらしい。
あと、最近ソーシャルが流行っているから、任天堂もそれを追加しよう
とか、そういう考え方をしないということも
「すばらしいゲーム体験を提供するには」というベースの上で
ゲームを作っているからそうなのだろう。